これはボボボーボ・ボーボボ5巻88ページ(47話)で登場します。
WEB広告・なんj民のたまり場、などでご覧になった方も多いと思います。
しかし、皆さんはこのシーンに隠されたメッセージをどれだけご存じでしょうか。
・『その傷は!』「今ケガした」のシーンとは
・「今ケガした」に隠された軍艦の思い
一般的には、ギャグの1つとして解釈される「今ケガした」
今回はそんな場面にに隠されたメッセージを紹介していきます。
また、該当する5巻は今なら21ページ分の試し読みができます!
是非、本編を読んだ上でお楽しみください!
※出典情報詳細※
タイトル: ボボボーボ・ボーボボ
原作・著者:澤井啓夫
掲載誌:週刊少年ジャンプ
レーベル: ジャンプ コミックス
出版社: 集英社
※[画像使用に伴う制限]参照の上、上記画像を使用※
ボーボボの「今ケガした」とは
この名言が生まれたのはボボボーボ・ボーボボ5巻88ページ
ついに始めるボーボボ VS 軍艦。
一進一退の攻防の中でこんな会話がなされます。
そこで以下のセリフが交わされるのです。
①「ボーボボよ この傷を覚えているか」
②『!!その傷は!!!!!』
※出典情報詳細※
タイトル: ボボボーボ・ボーボボ 5巻88ページ 1.2コマ目/原作・著者:澤井啓夫
掲載誌:週刊少年ジャンプ/レーベル: ジャンプ コミックス/出版社: 集英社
ここで次のコマにうつります。
ものスゴいスピード感です…!
このギャグについてのツッコミ0でそのまま回想、次週に続くという破格のスケールのオチなのです!
「今ケガした」が伝えたいこと
マッハで梯子を外すというこの完成度の高いギャグシーン
ネット上でも大人気になった場面ですが
という強いメッセージが込められたシーンなのです…!
軍艦の過去
軍艦の過去は壮絶です。
・クッソ努力する
・ボーボボより実力をつける
・血統が毛の国の者でないため、伝承者になれず
小さい頃から研鑽を重ねた相手に、それも実力が下の親友に先を越される…
ボーボボの過去については謎も多いです。しかし…
ボーボボに泣きながら言い放った一言は真実なのです。
ボーボボへの思い
この戦い、軍艦が唯一習得できなかった鼻毛横丁の発動からボーボボが優勢なります。
敗北を悟りながら軍艦は回想します。
そこにはどこか晴れやかな軍艦の笑顔があったのです。
ケガをしたところは…心?
軍艦はボーボボに対してジェラシーのような複雑な感情はあったことは明らか
その事実とある描写を踏まえると「今ケガした」を別の視点が考えることができます。
・少し前のページ(5巻80ページ右下)で
・軍艦は左胸をボーボボから攻撃される
・「この傷を覚えているか」のシーンで左半身を前に出している
左胸、ちょうど心臓の位置を見せているのです…!つまりこの描写はギャグではなく、昔傷つけられたプライドを今こそ晴らすという決意表明だったのではないでしょうか。
それでも変わらないもの
結果、軍艦はボーボボに敗れます。
ある種のあこがれは憎しみに、暴力と変わってしまうことがあります。
認めてほしい
それを踏まえてボーボボは最後に軍艦に選別の言葉を送り、トドメをさすのです…
このシーンは大変衝撃的で、実際に読んでいただきたいところですが…
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まとめ
「今ケガした」のシーンはギャグとしても、1人の漢の歴史としても人として大切な何かを教えてくれます。
あのハレクラニへの名言『浸りすぎー!』と勝るとも劣らないメッセージ性です。
【ボーボボ】「浸りすぎー!」はハレクラニへの○○だった!【あれは20年前のことだ…】
大事にしていきたいですね。
原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。
ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。