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【ボーボボ 何言ってんのお前】「シミール」『シミナーイ』は仲間への応援

ボーボボ
ボーボボの「シミール」『シミナーイ』って意味わかんなくねww?

これはボーボボ一行 VS Aブロック隊長:ところてんの助 の激戦の中で生まれた名言
ボーボボ読者でこれを知らない者はいないくらい有名です。

しかし、このギャグ描写に対して

「ただの勢い」「意味が分からない」「イカれてやがる」

など冷たい疑問を抱くハジケリストも多いようです。
上辺の解釈であればそうですが、字面以上の深い意味が込められているのです。

【本記事の内容】
・「シミール」『シミナーイ』とは
・「シミール」『シミナーイ』に隠されたメッセージとは

今回は、きっと貴方の心に染みる「シミール」『シミナーイ』の真実についてご紹介致します。

gddfgf筆者
・ボーボボに生きる希望を見つけた男
・ボーボボをこよなく愛する男

「シミール」『シミナーイ』とは

まず、どんなシーンなのかをおさらいしましょう。

・囚われるビュティ
身代わりになる首領パッチ
・「醤油飲ませる拳」で醤油まみれになる
・「目がしみるー!」と悶える首領パッチ
・「シミール」『シミナーイ』
『は?何言ってんのお前?』とボーボボがマジレス

まとめますと、2人はボスの目の前で

醤油が目に染みるかどうかを1ページ丸々しゃべる

という全力で意味不明なことをしているのです。

ちなみに「首領パッチがビュティの身代わりになった」と書きましたが、実際は

「あの女 一人で全部食べる気か!!!!」「させねぇぞ!!!」

ヒロインのピンチを救う気持ちはなかったことを付け加えておきます。

「シミナーイ」の一般的解釈

このシーンの一連の流れ…

・ヒロインを気遣わない
・意味不明な言い争い
・最後に「何言ってんのお前?」

お笑い的な視点で言えば見事の一言です。フリ、オチがしっかりしたギャグで

「ボーボボwww理不尽すぎwwwコポォwww」

とハジケリスト間でも評価が高く、有名になりました。
…しかし、本当にそうなのでしょうか。

「シミナーイ」は首領パッチの漢気

結論から申し上げます。「シミール」『シミナーイ』は

「俺のことはかまうな!」という首領パッチの意思表示

だったのです!

「シミル」は「俺にかまうな!」のサイン

ところてんに捕まった首領パッチは戦闘続行が困難でした。
しかし、溺れている為、ボーボボに「俺はもうだめだ…」と伝えることが難しい状況

そこで『シミル』に隠されたダブルミーニングを利用することを思いついたのです。
ハジケリスト特有の柔軟な発想ですね。

「シミル」は「染みる」「沁みる」のダブルミーニング

心に染みる、水が染みる、味が染みる…

日常で使うなら「染みる」が一般的でしょう。しかし、

・染みる⇒液体などが他のものに移って広がる
・沁みる⇒液体などの刺激を受けて痛みがあり、心にしみじみと感じる

実は2つの意味があることはあまり知られていません。

この場合、「沁みる」は肉体的・精神的ダメージが大きいことを示します。

単純に目に醤油が入ったのではなく、眼球へのダメージが大きく戦闘続行が難しい状況です。だからオヤビンは

「俺はもうだめだ…!ボーボボ、かまわず戦ってくれ…!」
と伝える為に「シミール」と連呼したのです…!

「は?何言ってんのお前?」はボーボボの激励

「シミール」を受けとりボーボボは全てを察しましたが

シミナーイ(沁みない!そんなもんかお前のハジケ魂は!)

とエールを送り続けます。

しかし、思い届かず「シミル シミ シミル シミル」「ルシミール シミル?」と
首領パッチは「沁みる」という意思表示さえできなくなってしまいます。

「は?何言ってんのお前?」「頭おかしいじゃねぇの」

この背景を理解すれば、これがスカしのギャグでも、直球の罵倒でもないことは明らかです。これがボーボボなりのはげまし、エールだったのです。

その後、首領パッチはところてんの中で意識不明

Aブロック隊長ところてんの助との激しい戦いに身を投じていくのです…

まとめ

私は、ボーボボが大好きです。
仕事で疲れてから読むと、笑い転げて元気になります。

「どうでもいいことで悩んでたな…」

内気な性格の私にとって「シミール」「シミナーイ」の描写は心に沁みた一言でした。

原作/作者であります澤井先生の健康を勝手ながらお祈りさせていただき、終わりとさせていただきます。

ここまで読んでいただき、誠にありがとうございました。